競合と使用期限について


今日は競合と使用期間のことについてお話したいと思います。
競合有無と使用期限を必ずお知らせください。
競合有りとは、
ブランドイメージや製品などの広告塔になる場合、そのブランド(メーカー)と契約中は同種同業の他のブランド(メーカー(下記略))に出演してはいけないという制約がございます。
ですので、同時に契約期間(使用期限)も関わって参ります。契約中出演してはいけないブランドは特定のいくつかのみの場合と、「◯◯製品を扱う企業全般」という書かれ方をする場合もあります。

「競合はないので大丈夫です!」
と仰る方がいらっしゃいますが、あなたは大丈夫であっても、モデルは大丈夫ではありません。
競合無しでも無期限買取の場合は、他のブランドの方に競合が有った場合のモデルとしてのチャンスを逃すことにもなってしまいます。
ですので、撮影の内容がどんなものかによって(作品撮りは商用では無いので問題ありません。アパレルも競合無いことが多いです)違ってきますので、競合無いことが多かったとしても、モデルの今後を守るためと思って、
必ず競合有無と使用期限をお知らせください。
また、当たり前のことですが、お仕事の内容をきちんと教えてください。
使用用途を明確にしてください。
私の場合は、競合無し・無期限のお仕事もいくつかお受けしたことがございますが、失敗してしまったなと思う内容のものもございました。
それでも良い経験とさせて頂き、その後の交渉に役立たせて頂いています。

企業側のイメージとしても無期限ではなく、その時々の時代の流れなどに合ったイメージに変えて行く方が、新鮮さを失われないのではないかと、個人としては感じます。
有名人や芸能人でもありませんし、ヘアメイクでイメージが結構変わりますので、誰か分からない場合もあると思いますし、私も可能ならば制限なく、多くのお仕事をさせて頂きたいです。でもクライアントがそれを設けている限りはクライアントに則って気をつける必要がございます。

モデルを使い捨ての「モノ」として見ないでください。

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